2012年1月
シルバーさんお休み
昨日はシルバーさんが二人来る予定だったのですが、
電話がかかってきて、ちょっと疲れてしまったので今日は
お休みを頂けないかということでした、
母が朝から病院に検査に行ってしまっていたので
人数がすこし少ないなと思っていたのですが、病院のほうが
早く終わり、植え込みに間に合ったので問題なく
仕事ができました。
人材派遣(男の人)
植え込みで耕運機を使ってやるのですが、女の人だとなかなか大変なので
人材派遣の方から男の人を紹介してもらうことにしました。
シルバーさんなので67歳とのことで、なんでも300坪くらい畑をやっていて
そこで耕運機を使っているらしいので、きっと上手くやってくれるでしょう
端境期
今まで切っていたブルレスカ、ノバゼンブラが終わり
後は、リアルトが少しとピンクシークレットが少しで百合がほとんど切れない
日が続いていました、一昨日の金曜日は出荷がなく
市場の方から電話がかかってきました、話を聞いてみると
市場全体的に出荷数が少ないらしく、あれば出してほしいという電話でした
こんな時に大量にあれば高く売れるんでしょうけどね
皆がない時にはやっぱりうちもないのですよね
直売の方で何もないと困るので、ちょっと早いのですがシベリアを
強引に切ってきました
品物は花も大きく輪数も5~7輪とちょうど良い感じで茎も堅く
かなり良く出来ている感じです
レクサスの輪数(赤紫の百合)
今レクサスは3種類の大きさの球根を植えています
一番最初に14/16(外周の長さ14cm~16cm)を植えてそれが5~7輪
次に16/18の球根が5~7輪ですが7輪の多め
最後に18/20も5~7輪となかなか上手に輪数をそろえることが出来ました
まず14/16は、南半球産が来てすぐに植えた物(輪数がつきやすい)
次に16/18は少し時間をおいて取ったものでいくらか輪数が落ちたらしい
最後に18/20は沢山輪数がつくと思ったので一カ月ほど冷蔵庫に寝かせておいて
植えた物です。
レクサス自体輪数の処理の影響を受けやすいのか思ったように輪数が落ちてくれました
どのサイズが良いのかを考えてみると
皆、輪数は同じぐらいですが茎の太さが全然違います、
当然球根のサイズが一番大きい18/20が一番太いのです
このままいけば花も一番大きいでしょう
多少手間がかかってきますが、18/20のサイズを使うのが一番よさそうです
なかなか面白い結果が出ました、毎回このようにいくとは限らないのですが
やってみる価値はありそうです。
病気の出やすい種類
昨日書きましたプランターゴなんですが
何種類か出やすいと言われている種類がありまして
その一つにリドがあります、特にチリ産なのですが今年はチリ産はありません
ニュージーランド産のみでもうツボミも枝分かれするくらい育っているのですが
病気の兆候はみられません!なかなか良い出来です。
これから秋植えの南半球産を注文するのですが、それにはチリ産を加える予定なのです
なぜかと言うと、現在植わっている球根は18/20という大きさなので、それで5~7輪
ついていてちょうどいいのですが、チリ産なら輪数があまりつかないので1サイズ
大きな球根を使えるのです、そうすると花も大きくなり茎も一回り太くしっかりしたものに
なるのです、ただ病気だけが心配なんですけど
あとは、花も大きくすごく綺麗で期待されていたグラシアという百合があるのですが
これも病気が出やすく注文するのをやめていたのですが、今年は試しに注文して
この前植えこみました、これもどうなるか心配です結果がでましたら
また書き込ませていただきます。
プランターゴ(ゆりの病気)
プランターゴは最近流行り出した病気で
症状は葉が錆びたように茶色く変色してしまい後に落ちる
生育不良もみられる
植える時期や温度管理などで被害を減らすことはできるのだが
この病気の怖いところは、既に球根に入ってしまっていることで
生産者側では病気を抑えることしかできない
球根業者次第になってしまう
この病気の拡大した原因は球根を増やすための母球に病気が入り
そのことが解らないまま球根を増やしてしまったらしい
そのため百合業界では大問題になっている
早くこの問題が鎮静化してくれることを願うばかりだ
晴れ
4日ぶりの晴れ!昨日は雪まで降りましたからね、子供たちは大喜びだったんですけどね
晴れていればハウス内温度は30度近く上がって暑すぎるので換気をして
温度を下げるのですが、曇りや雨だと温度が上がらず暖房をしなければならないのです
そうすると暖房費もかかりますし晴れてる方がいいですね
あと、何日も曇りが続いて急に晴れ上がると百合が環境の変化に耐えきれずに
葉焼けを起こしてしまったりするんです、被害を防ぐために遮光などはするんですけど
ちょっとドキドキしますね
今回の場合、次に出てくるはずのシベリアとレイクミシガン・マルコポーロが遅れてしまって
曇るとなかなか育ってくれないのです
このままいくと花が切れない時期が出来てしまいそうで怖いですね
お客さんは何も知らずに来てくれるわけですから、TELしてくれればいいのですが
シベリア(生育期間が長い)の中に少しでも生育期間が短いものがあれば上手くいったのですが
ちょっと失敗ですね。
球根の植え込みの遅れ
暮れにたくさん百合を切ったので、ハウスの中がガランとしてしまいました。
それで1月からいっきに植え込みになるのですが・・・・
去年パートさんが骨を折ってしまった人とヘルニアになってしまった人がいて
人数が二人減ってしまったのです
そこでシルバー人材派遣の方に頼んで人を回してもらったのですが
暮れはなんとかそれで凌げました
1月もシルバーさんを頼んだのですが、まだ慣れていないので中々先に進みません
そこにきて、パートさんがまた一人風邪をひいてしまい喘息も出てしまったらしくお休みに
普段の植え込みはパートさん任せなのですが、急遽、私と母が参加することに
店の方は妻一人に任せたのですが、3月に子供が生まれるので大変そうでした
早くパートさんが復帰してくれることを祈るばかりです。
生け花(草月流)
先日、自宅の地域新聞に生け花(草月流)「勝田台カルチャーセンター」の生徒さん募集が載っていました。
私は、すぐに電話で問い合わせてみると、入会金3000円、月3回4200円とのこと。
生徒さんも5~6名程だそうです。なので、長女もレッスンに参加させたい!と言う強い
私の要望で、来週の水曜日に見学に行ってきます!!とても楽しみです*^_^*
また、今日久しぶりの店番を頼まれたので、少し赤サンゴの枝ものと、一緒に百合をさしてみました。
へたくそですが・・(^_^;) 写真UPします!!(@@:)
また、草月流で検索した所、桃色の百合と枝物で綺麗に飾られている写真を見つけたので、
見て下さい。草月流 一級師範理事 根木美里
先生の作品です。
スリップス(アザミウマ)
冬なのにスリップス(葉に透明な点々ができる)・・・・・。
今までは春を中心にスリップスの被害が出ていたのですが
冬でも出るようになってきました、温暖化の影響なのでしょうか、それともハウスの中なので
冬でも暖かく生態系が形成されてしまったのでしょうか、とにかく迷惑な話です。
今まで殺虫剤を散布したり樟脳を吊るしたりと対策してきましたが、昨年は効果がなく
かなりの被害が出てしまいました、いろいろ調べてみるとスリップスは耐性がつきやすく
すぐ殺虫剤が利かなくなってしまうらしく、新しい薬をいくつか購入することに
今まではベストガードを使っていたのですが、それに加えアファーム、スピノエース
この3点を回しながら散布したらかなり効果が出たみたいなので
今年もこのやり方でやっていこうと思います